・日ノ本(ひのもと) →現在で言う日本。風潮は大日本帝国時代の日本に似ている。「大和(やまと)」
と呼ばれる軍を保有している。陸海空軍があり、呼び方は大和陸軍、大和海軍、
大和空軍。大きな大戦にこれまで二度参加したことがある。一回目は敗戦、
二回目は勝利。二回目の大戦が起こってから二十八年経った今の日ノ本は
再び鎖国気味になりつつある様子。以前より外国人の入国が少し厳しくなった。
一回目の大戦が開戦される前から今までずっと軍国主義。
政治形態は立憲君主制。
そして今の国の元首は帝・花山院 源殿。国の議会は設置されている。
以前は徴兵制があったが今はない。なりたい者だけが志願して軍に入る、
といった形。訓練や仕事は厳しいがそれなりの給与がもらえるということで
志願する者が多い。勿論強い愛国心を持って志願する者も多くいる。
民衆文化は実際の明治、大正時代とかなり似ている。
軍国主義となっているが、民主主義的な考え方も近年は取り入れつつある。
・森ノ宮(もりのみや) →日ノ本の首都。「帝都」「都」とも呼ばれる。国の重要施設が数多く置かれていたり、
帝族が暮らす土地でもあるので軍の拠点も置かれており、他の管区より
厳重な警備がされている。多分日ノ本で一番栄えている。古くからの寺社
仏閣が数多く存在し、年に二回大きな祭りが催される。全国的に有名な
大富豪や有権者が暮らす街としても有名。近代的な建築物と古くからの
建築が混在している。